アクセサリー等の装飾品

指輪、ネックレス等で使用されることが多いめっき加工ですが、肌に触接触れる部分が多いためアレルギー対応や汗への耐久性などが必要となってきます。また、機能性だけではなく、美しさという見た目の要素も同様に求められるものになります。
多くの経験から、求められている機能、見た目にあった製品をお届けできるよう、加工方法やめっきの種類をご提案させていただきます。

美しさへのこだわり

プラチナめっきとは違い、金めっきは純金めっき、イエローゴールド、ピンクゴールド等様々な種類があります。

その中で、お客様の求めている色合いに近付け、美しい製品をご案内できるようにめっきの選定から、厚さの調整など、当社の技術者が経験をもとに対応させていただきます。

PLATING 剝がれにくいめっき加工

素材(金、銀、真鍮、ステンレス等)に合わせ的確な、前処理を施す事によって、密着不良（めっき剥がれ）や色調不良（めっきの変色）、腐食を発生させないようにしています。

素材に合わせた前処理

脱脂工程により脂分の洗浄、酸(硫酸、塩酸)による酸活性にて酸化被膜の除去を素材の種類、状態に合わせた選定を行う。

キズなどが付かないように製品同士が当たらないように治具の調整を行う。

PG・YG・Pt・Rhなどの最終めっきの前に行う下地めっき（＝St（ストライクめっき））高電流にて、
製品全体を一気にめっき被膜で覆う。

剥がれにくい、剥がれやすいの原因として、下地めっきの選定が一番大きな問題と考えられます。

PG・YGなど金めっき関係には、下地にAu-St(金ストライク)
Niめっきの前には、Ni-St(ニッケルストライク)

REPAIR アクセサリーのリペア加工

めっき製品は、使用している中で変色や剥がれが生じても、何度でも繰り返しめっきを施し使用していけること（半永久的に使用していけること）が特徴であり、メリットとしてあげられます。
「思い入れのある指輪、ネックレスや、ピアス、イヤリングなど、めっきが剥がれてしまっていたり、変色が気になり使うことができない。」とお考えの方がいましたら、是非ご相談ください。また、リングサイズの変更や、切れてしまったチェーン等の修理なども承っておりますのでご連絡ください。

リペア加工前後の様子

作業工程は、お客様から届いた製品をまずは確認します。その後、洗浄し、研磨をしたうえでめっき加工を行います。
ネックレスや、指輪、ピアスなど、直接肌に触れる製品の変色や、めっき剥がれの原因は「汗」「皮脂」によるものが多くみられます。
とくにネックレスのチェーン部分は細かい技術が必要となりますが、当社ではお客様に満足いただけるきれいな製品にリペア加工を行う技術があります。