美容器具へのめっき

限りなく美しくなりたいと言う方の願望に対して、一番良い方法はエステシャンによる施術と言われていますが、近年器具を使ってエステシャンの施術と同じ効果が得られると言う事を謳っている多くの美顔器が発売されています。
それら美顔器の多くはめっき加工が使われています。特に皮膚に直接接触する部品が金属製の場合、めっきの種類が制約され、ニッケルアレルギー対応が不可避となります。
そのため、当社では皮膚に接触する金属部品のめっき加工には「ノンニッケルめっき」を使用しています。

美容機器製品へのめっきに関して
多くの経験があります

美顔器という美容機器がありますが、弊社は過去にこの製品のめっきだけでな
く、材料の手配から組み立てまで行っていました。

そのため美容機器製品へのめっきに関して、
多くの経験があります。

めっきの組み合わせ例

素材が真鍮や銅素材の場合は、下地にパラジウムめっき、もしくは銅-スズ合金
めっきを施し、その上に金やプラチナめっきを施します。

24K純金めっきヘッドのパワ-

人の肌にはもともと微弱電流が流れていま
す。
この電流は健康的に美しい肌を守るために必要な要素です。
24Kパワ-で体内に流れている同じような生体電流を向上し、新陳代謝を促して
ハリや・ツヤのある肌を作る効果が期待されています。

CORROSION EVALUATION耐食性評価方法

耐食性評価方法には、人工汗試験が用いられます。

01
人工汗の入った溶液に製品を半浸漬又は雰囲気中に放置します。
02
常温で72時間程度放置して製品の表面から腐食、劣化、剥離について観察します。
03
表面状態に変化が無ければ合格とします。
金めっき仕上げ
プラチナめっき仕上げ

QUALITY VARIATIONS真鍮等の材料における
品質のばらつきへの対応

製品の素材となる真鍮は品質が様々で、材料によりめっき難易度が変わってきます。
その一つの理由として、真鍮材料により巣穴等の表面状態が大きく変わってくるからです。目視ではきれいに見えていても、拡大すると表面の欠陥が無数に存在しています。真鍮は一般的な材料ですが、めっき処理では簡単な素材ではありません。弊社ではそのような素材に対しても、分析機器等を用いて解析し、種々のめっき工程から最適な工程を選定して安定しためっき処理が可能です。

粗い表面

めっき加工後

平滑な表面

めっき加工後